「未成年の方の受診」に際してのお願い
当院においては小児の内科疾患については標榜しておりませんが、地域医療の役割を果たすため
安全で良質な医療が供給できる範囲内で、小児の外傷や虫刺されなどの診療も行っております。
さて保護者の方の考え方にもよりますが、高校生以上の方がご本人様のみで来院されることもあります。
しかしながら現在の医療行為開始に当たっては説明と同意が必須の手続きとなっており、特に手術やそれに
準ずる処置を行う際には承諾書を提出していただくことになっております。しだがって、未成年者の場合には保護者の同意が必須となります。また、承諾書の必要がなくても、診断や治療に関して選択肢がある場合には、十分内容をご理解いただいた上で保護者の方に判断していただくことがあります。
以上のことから、未成年者の受診に際しましては原則保護者の方の同伴をお願いいたします。破傷風などの予防接種歴や既往歴、アレルギーの有無、現在の服薬内容なども重要な情報ですので、あらかじめ母子手帳やお薬手帳などの資料をご準備の上受診をお願いいたします。やむを得ず同伴していただけない場合は電話による説明と同意をお願いすることがあるかもしれませんので、必ず連絡がとれるようにご配慮下さい。連絡が取れない時や、診療の内容によりましては、後日改めて同伴で来院していただくこともあります。
ただし、保護者の同伴がなくても、緊急時その場で適切な処置を行わないと重大な後遺症や生命の危険があると判断される状況では、承諾なしに診断、治療を開始いたします。また、再診の場合は同伴していただく必要がないこともございますので、その都度ご相談下さい。
ご不便をお掛けしますが、ご理解ご協力の程お願い申し上げます。
■ 中学生以下のお子さんの場合
保護者同伴が必須。
■ 高校生以上の未成年の場合
保護者同伴が原則ですが、ケースバイケース で対応させていただきます。
例えば親子ともに受診歴があり、医院との信頼関係が形成されているような場合には、
ご本人様のみでの受診でも診療を行うことがあります。
ただしその場合でも、侵襲を伴う治療や治療に際し選択が必要な場合では、
当然保護者の同伴が必要になります。