予防接種について
ワクチン接種に対する考え
現在、日本国内においては2種類以上の予防接種の同時接種は、医師が特に必要と認めた場合にのみ
行うことができるとされていますが、接種すべきワクチンの数が急速に増えている現状では、同時接種を
行わずに接種スケジュールをこなすことは事実上不可能な状態です。
当医院では日本小児科学会の考えに基づき「同時接種できるワクチンの本数に原則制限はない」
という方針で行っています。不活化ワクチン、生ワクチンを問わず同時接種が可能です。
ただし、ワクチンとワクチンの接種間隔については、先に接種したワクチンが不活化ワクチンの場合は
最低1週間、先に接種したものが生ワクチンの場合は最低4週間空ける必要があります。
なお、後に接種するワクチンについてはその種類は問いません。
今回2020年10月1日から予防接種に関し2点の変更があります。
1つ目がロタウイルスワクチンの定期接種化、そして2つ目が予防接種の間隔の変更です。
これまでロタウィルスは任意接種でしたが、2020年8月生まれのお子さんから定期接種となります。
またワクチンの接種間隔が変更になり、『注射』の生ワクチンの接種は27日以上あけるものの、
他のワクチンとの接種間隔には制限がなくなります。
なお、同じ生ワクチンでも、ロタウイルスワクチンは『経口(飲む)生ワクチン』ですので、
次に別のワクチン接種をする際に間隔をあけなくても大丈夫です。
当医院で接種可能なワクチン
当院の予防接種は予約制になっております。
お手元に母子手帳をご用意のうえ、電話でご連絡ください。
現在品薄のワクチンもございますので、納品した後に電話でご連絡差し上げます。
◎定期接種
種類 |
インフルエンザ菌b型(ヒブ) |
肺炎球菌(PCV13) |
四種混合(DPT-IPV) |
三種混合(DPT) |
ポリオ(IPV) |
BCG |
麻しん、風しん(MR) |
日本脳炎 |
二種混合(DT) |
B型肝炎 |
◎任意接種
種類 |
ロタウィルス(2020年10月1日から定期接種) |
水痘 |
おたふくかぜ |
子宮頸がん |
インフルエンザ |